実際にアクセスが増えた7つのポイント

アクセスアップの基本は、まずサイトに来てもらうこと、そして来てもらった人に「今後も定期的に来たい」と思ってもらうことです。で、今年に入ってから以下のポイントに注意して、ブログのデザイン変更や記事を書くようにしたところアクセス数やフィード登録数が伸びました。
- 1. サイト内の情報を厳選する
- 2. できるだけ画像を使う
- 3. 更新頻度よりも内容の充実を
- 4. アクセスが増えるまでは広告を載せない
- 5. ソーシャルメディアを活用する
- 6. ブログに合った投稿時間を把握する
- 7. 分かりやすくインパクトのあるタイトルにする
1~4は訪問者に今後も定期的に来てもらうため、5~7はブログに来てもらうために必要なことになっています。ブログによってアクセスアップの方法も様々ですし、「何を今さら」と感じるものもあるかもしれませんが参考になれば幸いです。
1. サイト内の情報を厳選する
サイド部分を中心にコンテンツの絞込みをおこないました。
以前はアクセスランキング、関連タグ、月刊アーカイブなどをサイドに設置していて結構なスペースをとっていました。また、ブログパーツもたくさん設置していて、時間帯によって読み込みが遅くなるものもありました。
独りよがりに色々と詰め込みすぎていたと思い、これらの数を減らす、または省スペースのものに変更しました。また、スクリプトについてもできるだけ軽いもので、ライブラリもjQueryを使うものに統一するようにしました。
レイアウトがすっきり(3カラム自体ごちゃごちゃしていると感じる方もいるかもしれませんが、個人的に好きなのでご容赦を。)することで見やすいブログになり、コンテンツを減らすことでサイトの読み込みが速くなり、その結果ユーザーに優しいブログになるのかなと思います。
読み込みが遅いために待ちきれずに帰られてしまうのはもったいないですし、Googleによると表示速度は検索順位に影響を与えるみたいですので、表示速度はかなり重要だと思います。
また、サイト内のコンテンツを見直すことで本当に必要なコンテンツが何かを考え直す機会にもなりました。
Pingdom Tools

こちらのサイトで読み込みスピードを計測できます。表示を遅らせている外部ファイルや画像などが分かるかもしれません。
2. できるだけ画像を使う
illustratorの勉強も兼ねてできるだけ画像を載せるようにしました。
文字だけの記事は単調になりがちなので、アクセントをつけるため、目を引くためにもできるだけ画像を使った方がいいと思います。
また、説明力という点でも画像は優れています。ちょっとしたコードの説明も以下のようにすれば分かりやすくなります。

タイトルの後に内容に関する画像を入れているブログも多いですね。
英語の記事ですが、長い文章の一休みとして、読者を引き付ける、ブログのテーマを効果的に知らせる、記事の価値を高める、などが画像を使うメリットとして挙げられています。
3. 更新頻度よりも内容の充実を
週に1,2回の投稿でいいので内容を充実させるよう心掛けました。
もちろん内容が充実していて更新頻度も高ければいいわけなんですが、昼間はサラリーマンの私にとってそんな時間もないので、必然的に、内容は少ないけど更新頻度が高いブログか、更新頻度は低いけど内容が充実したブログの二択になります。
どちらを優先するかはブログの内容によって違ってきますが、このブログは更新頻度が低くても内容の充実したブログにしたいです。
あと、今回の記事のように「今年から始めたアクセスアップのための7つのポイント」という場合、7つを別々の記事にしようと考えがちでしたが、出し惜しみせず7つまとめてボリュームのある内容の濃い記事にするようにしました。
内容が濃い読み応えのある記事の方が、ソーシャルブックマークに登録されることも多いでしょうし、結果アクセスアップにつながると思います。
4. アクセスが増えるまでは広告を載せない

これはかなり前からですが結構重要だと思うので載せてみました。
アクセスが少ないあいだは広告を載せても稼げる金額なんて少ないでしょうし、ほとんど稼ぐことのない広告が煩わしいために記事を読んでももらえないなんてことになったら残念です。
このブログはアクセスもまだまだ少ないですし、そもそもお金儲けではなく、趣味のサイトなので広告は載せていません。
広告はアクセス数やフィードの購読者数がある程度増えてから、目立たないところから徐々に載せていった方がよいと思います。
ところでアドセンスってサイトの内容によって額がまったく違いますね。
私は投資関連のサイトを運営していますが、ページビューあたりの利益はこのブログの10倍くらいありました。
5. ソーシャルメディアを活用する

各記事に上と下に、はてブ、twitter、facebookのボタンを設置し、facebookページも作成しました。
これらソーシャルメディアは、外への発信力が強いので、アクセスアップにつながります。
ちなみに、はてブのトップページに表示された記事は4000アクセスほどありました。
ところで、はてブは恐らくこんな感じで表示されます。
- 3で新着エントリー
- 20でカテゴリーごとのホットエントリー
- 50で全体のホットエントリー
- 勢いがあればトップページ
さらにそれがtwitterでつぶやかれてなんて流れになればtwitterからもかなりのアクセス数が期待できます。
外部からのアクセスアップについては、瞬発力のソーシャルメディア、持続力の検索エンジンの2本柱ですね。
6. ブログに合った投稿時間を把握する
今まで夜に書いて夜に投稿していたのですが、投稿については午前中におこなうようにしました。
先ほどのソーシャルメディアとも関連するのですが、はてブの場合どれだけ早く3つ集めるかが鍵になります。そのため、できるだけ訪問者が多いとき、またはその直前に投稿した方がよいということになります。
アクセス解析で確認したところ、このブログは日中の方がアクセスが多いことが分かったので、投稿時間は午前中にしました。

ちなみに、Google Analyticsの時間別のアクセス数は、訪問者やページビューのところで確認できます。
あと、平日と休日では平日の方が圧倒的にアクセスう数が多くなっているので、平日に投稿します。

ですので夜書いて、アクセスが少なくなる夜に投稿していたのでは多くのはてブは望めません。それが土曜であればなおさらです。
そのブログにあった投稿時間を把握し、ある程度決まった時間に投稿すればいいと思います。更新時間が決まっていると、それに気付いたユーザーがその時間に訪れてくれるかもしれません。
7. 分かりやすくインパクトのあるタイトル
今まで検索エンジンを意識しキーワードを詰め込んでいたのですが、見てクリックしたくなるようなタイトルにしました。
これも、はてブやtwitter対策の意味合いが強いです。
具体的には「ぜひ知っておきたい」とか「基礎から理解するための」などインパクトのある謳い文句を頭に付けるようにしました。
ここで注意したいのが、大げさ過ぎるタイトルになってはいけないということです。
クリックされることが目的ではなく、定期的に訪れるファンになってもらうことです。大げさな謳い文句でがっかりさせるようなことがあってはいけません。
後は「犯してはいけないHTMLタグの過ち10個」などのように数字を入れるようにしました。これは海外ブログで多いですね。
まとめ
今回ソーシャルメディアについてよく触れられているように、最近ようやくその重要性が分かった気がします。
今までSEOは意識していたのですが、はてブやtwitterはあまり意識していませんでした。
ただ、ソーシャルメディアの台頭で「SEOの時代は終わった」なんていう人もいますが、さすがに言いすぎだと思います。瞬発力のソーシャルメディア、持久力の検索エンジンという感じで効くタイミングが違うだけで、どちらも重要ですのでしっかり意識する必要があります。
あとは、ただ来てもらうだけでなく、フィードを登録するなどして定期的に来てくれるユーザーを獲得することが重要ということを忘れてはいけません。
ではでは、これが皆さんのアクセスアップへのヒントとなれば幸いです。

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