多い?少ない?日本でのIE6のシェアは1.7%らしい(2013年6月現在)
2年ほど前に「今なおブラウザシェア10.1%もあるIE6とどう向き合えばいいのか|Webpark」という記事を書いたのですが、久しぶりにInternet Explorer 6 CountdownでIE6のシェアを見ると1.7%でした。

これを多いと見るか、少ないと見るかは人それぞれですが、個人的には「まだ1.7%もあるのか」と思いました。
1.7%は切り捨てていいのか
IE6のシェア1.7%を切り捨てていいと考えるかどうかは人それぞれだと思います。もちろんサイトの属性によってIE6のシェアは大きく変わってきます。
私の管理している投資関連のサイトでは1.7%に近い数字ですが、このブログだと0.46%くらいです。そもそもIEのシェアは20%ほどしかないないです。
ということでこのブログではIE6は気にしていません。
けど、大規模なサイトになると無視するわけいかないと思います。ということでYahoo! JAPANをIE6で見ると、他のブラウザで見たときと一緒です。

トップページ以外も見ましたが、IE6でもまったく問題がありません。すごいです。。ちなみに今回はIETesterというソフトで確認しました。
IE7以降でしたらわざわざダウンロードしなくても確認することができます。以下の記事はIE9ですがIE10でも同じです。
話はそれましたが、ヤフーによると週間ページビュー数は約143億PV(2013年4月週平均)だそうです(Yahoo! JAPANの広告商品の特徴 - Yahoo! JAPANへの広告掲載) 。IE6のシェアが1.7%だとすると、約2億4310万プレビューになります。とても無視できないですね。。
世界的に見たIE6のシェア
世界的に見ると、ほとんどの国で1%を切っています。コロンビア0.4%、インドネシア0.4%、フィリピン0.3%など新興国も日本よりシェアが低くなっています。

IE6の時代はまだパソコンがあまり普及していなかったってことなのかな。
そんななか圧倒的な存在感を放っているのが中国です。なんと24%もあります。4人に1人がIE6です。世界全体でのシェアは6.3%ですが、そのうちの4.1%は中国です。
Internet Explorer 6 Countdownでは全世界で1%切るまでがんばる的なことを言っていますが、中国がある限りまだまだの話になりそうです。
さいごに
ということでIE6についてダラダラ書いてみました。
1.7%ということで微妙な割合ですが、何も知らずにIE6を使っている人からすると、IE6に対応していないサイトを見たときにいい印象は受けません。企業のホームページだとホームページをしっかり管理していない頼りない企業だと思われるかもしれません。
IE6なんかに対応するからバージョンアップが進まないのであって、対応しなくなるとバージョンアップも進むのではないかという考えもあると思います。
個人的には、見る分には問題ない程度に対応し、IE6は時代遅れで問題の多いブラウザなので早くバージョンアップしてくださいよと知らせるのがいいのかなと思います。
こちらでIE6ユーザーにバージョンアップを促すことができるコードが提供されています。日本語もあります。
色々偉そうなことを言いましたが、私自身実践しているわけではありません。
IE6の問題が解決すると、今度はIE7の不便さがクローズアップされると思いますし、IEとの戦いはまだまだ続きそうです。

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